祟りのようなものにあっているから見てほしいと、ご依頼があった時のお話です。
ご家族のお家を敷地内に増築するとのことで、お庭で祀っていた弁財天様を移動させなければならず、とある霊能者の方にご相談をして移動先を決めたそうです。
その霊能者の方をお家に招いたところ、弁財天様が「よく来た!待っていたぞ!」と霊能者の方に声をかけ、弁財天様自らが敷地内のどこそこに移動して欲しい。と霊能者の方にお願いをしたそうです。
しかし、その後ご家族の一人が祟りにあったように体調が悪くなり生活がままならない状況になってしまいました。
それから暫くが経ち、ご依頼を受け弁財天様を見に行ったところ既に御魂は入っておらず不浄の者が溜まっているような状況となっておりました。
早々に弁財天様を業者に引き取って貰うようにお伝えし、引き取り後は回復方向に向かっています。
どうやらこの時に声をかけてきたのは弁財天様では無く、ご依頼者様か霊能者が持つ怨霊だったようです。
怨霊は因縁が呼ぶものであり、生まれた時からこの世の殆どの人が持っているものです。
そしてこの時に障った原因は、溜まった不浄の者たちが引き起こしていたことです。
怨霊は災いを求める為このようにして狡猾に我々を貶めるのです。
また神仏が祟るという事はまずありません。