大体の人が生きる理由、もとい産まれてきた理由なんてものは知らずに生きています。
ですが、理由なんて分からずともそれが悩みになる事はありません。
ふと疑問に思うことがあっても、一時すれば忘れます。
そんな中で、生きる理屈を求め苦しむ方が居るのは何故か。
人は必ず役割を持ってこの世に生を受けます。
この役割は各自の魂が知っているもので、自覚の有無は関係ありません。
この役割を業によって隠されると、己が何者か分からなくなり理屈を求め彷徨い始めます。
業が清算されていけば、お役目のための縁ある人たちと出会っていきます。
そして、やがて生きる理由に苦しむことは無くなります。
事の問題は"理由"では無く、魂の"状態"です。
他人が語る生きる理由で解決しないのはこのためです。